プレス機械作業主任者

1.講習内容

プレス作業では、事業者が金型の間に手、指等を挟まれることによる災害が多発しており、その多くが身体に障害を残す災害となっています。プレス機械の異常や安全装置の故障に適正に対処することが重要です。事業者は、動力により駆動されるプレス機械を5台以上有する事業場においては、労働局長の登録を受けた者が行う「プレス機械作業主任者技能講習」を修了した者の中から作業主任者を選任し、その者に当該作業に従事する労働者を指揮することが労働安全衛生法により義務付けられています。本講習は、プレス機械作業主任者の資格を付与する講習です。

《受講資格》
この講習を受講するには、次のいずれかの資格が必要です。
(1) プレス機械による作業に5年以上従事した経験を有する者
(2) 次の各号に掲げる者で、当該訓練を修了した後4年以上プレス機械作業の業務に従事した経験を有する者
  ア 職業能力開発促進法(旧能開法)の普通職業訓練のうち、金属加工系打塑性加工科又は金属加工系溶接科の訓練を修了した者
  イ 旧能開法の養成訓練のうち、板金科、製罐科、又は金属プレス科の訓練を修了した者
  ウ 旧能開法の養成訓練のうち、金属形成科の訓練を修了した者
  エ 職業能力開発促進法の普通職業訓練のうち、規則別表四の板金科、製罐科、又は金属プレス科の訓練を修了した者
  オ 職業能力開発促進法の指導員訓練のうち、産業機械工学科若しくは生産機械工学科、塑性加工科若しくは溶接科の訓練を修了した者
  カ 職業能力開発促進法の普通職業訓練のうち、板金科、製罐科若しくは金属プレス科及び養成訓練の板金科、製罐科若しくは金属プレス科の訓練を修了した者
  キ 職業訓練法のうち板金科の訓練を修了した者

 ※別紙 修了証の写しを添付又は業務従事歴証明書(事業主より証明)が必要です。

2.講習日程及び会場

※令和6年度の計画はありません。

※日程は都合により変更する場合があります。遅刻者は理由を問わず受講できません。
※詳細は申込受付後に送付する受講票・カリキュラムでご確認ください。

3.講習費用

(注)申込み締切後の受講料は、払い戻しいたしません。

受講料(税・テキスト代込) 《令和5年度より変更
(1)会員 16,390円
(2)一般 17,490円

4.申込方法

(注)申込みは開催日の1カ月前(土日祝日の場合はその翌日となります)から受け付けます。また、申込みの締切りは、開催日の3営業日前まで(郵送の場合は必着)ですが、定員になり次第終了となることもありますので、ご了承ください。

(1)窓口で申し込みの場合
 申込書に必要事項を記入し、裏面に本人確認書を貼付して宮崎本部へお申し込みください。申込受付の確認後、受講料とテキスト代を開催日の3営業日前までに開催支部にご入金ください。
(2)郵送又はFAXで申し込みの場合
 申込書に必要事項を記入及び裏面に本人確認書類等を貼付のうえ、宮崎本部へ郵送又はFAXで送信してください。申込受付の確認後、受講料とテキスト代を開催日の3営業日前までに開催支部の口座にお振り込みください。(現金書留による送金でも差し支えありません。その場合、3営業日前までに必着)
※期日までにご入金がない場合、自動的に「キャンセル」となりますのでご注意ください。
 なお、FAXで申し込みの場合は、速やかに写真(1枚)の裏面に必要事項を記入し、申込書にクリップで留めてご郵送ください。

5.講習科目等

(1)
① 作業に係る機械、その安全装置の種類、構造及び機能に関する知識
② 作業に係る機械、その安全装置等の保守点検に関する知識
③ 作業の方法に関する知識
④ 関係法令
⑤ 修了試験(筆記)

(2)次の各項目に該当する場合には、それぞれ講習科目が免除されます。
《受講資格》の(2)のア、イ、ウ、エ、カ、キに掲げる者は、講習科目(1)の①の科目が免除されます。
② 職業能力開発促進法の検定職種のうち、金属プレス加工、鉄工又は板金に係る一級又は二級の技能検定に合格した者は、講習科目(1)の②及び③の科目が免除されます。

6.修了証

全科目を受講して修了試験に合格された方には、「プレス機械作業主任者技能講習修了証」を交付します。

7.その他

(1) 申込書は、当協会の各支部に備えてあります。
当協会のホームページからもダウンロード(印刷)できますので、ご利用ください。

(2) 受講当日に「テキスト」をお渡しします。

各種講習会の受講申込書ダウンロードはこちらどの講習も開催日の1ヶ月前より受け付けいたします。 FAXでの受付もいたします。

各種講習会の受講申込書 PDF版およびExcel版
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