建築物石綿含有建材調査者(一般)

1.講習内容

 令和2年7月に石綿障害予防規則が改正されました

 建築物等の解体または改修作業を行うときには、対象となる建築物に石綿使用の有無の調査が必要とされ、令和2年7月の石綿障害予防規則の改正により、建築物に係る事前調査は、厚生労働大臣が定める「建築物石綿含有建材調査者」を修了した者等に行わせなければならないこととなりました。(令和5年10月施行)
建築物石綿含有建材調査者講習を受講し、一定の水準以上で習得したと認められる受講者には、修了証を交付し、調査者として資格が付与されます。

主な受講資格
(1) 石綿作業主任者技能講習修了者
(2) 大学において、建築に関する課程を修めて卒業した後、建築に関して2年以上の実務経験を有する者
(3) 短期大学において、建築に関する課程を修めて卒業した後、建築に関して3年以上の実務経験を有する者
(4) 高等学校または中等教育学校において、建築に関する課程を修めて卒業した後、建築に関して7年以上の実務経験を有する者
(5)建築に関して11年以上の実務経験を有する者
(6)特定化学物質等作業主任者技能講習を修了した者で、建築物石綿含有建材調査に関して5年以上の実務経験を有する者


(注)受講資格はこの他にも規定されています。詳細は、建築物石綿含有建材調査者講習登録規程第7条をご覧ください。


受講資格

2.講習日程及び会場

※日程は都合により変更する場合があります。遅刻者は理由を問わず受講できません。
※詳細は申込受付後に送付する受講票・カリキュラムでご確認ください。

※再試験希望日は、予定された再試験日となりますので、当協会(0985-25-1853)にご確認ください。

3.講習費用

(注)申込み締切後の受講料は、払い戻しいたしません。

受講料(税・テキスト代込)
(1)会員 38,280円 ※免除あり 36,080円
(2)一般 40,480円 ※免除あり 38,280円
 

4.申込方法

① 申込先 : 宮崎本部
  (宮崎市祗園3-1 矢野産業祗園ビル)
② 支払先 : 各支部

(注)申込みは開催日の1カ月前(土日祝日の場合はその翌日となります)から受け付けます。また、申込みの締切りは、開催日の3営業日前まで(郵送の場合は必着)ですが、定員になり次第終了となることもありますので、ご了承ください。

(1)窓口で申し込みの場合
 申込書に必要事項を記入し、裏面に本人確認書を貼付して宮崎本部へお申し込みください。申込受付の確認後、受講料とテキスト代を開催日の3営業日前までに開催支部にご入金ください。

(2)郵送又はFAXで申し込みの場合
 申込書に必要事項を記入及び裏面に本人確認書類等を貼付のうえ、宮崎本部へ郵送又はFAXで送信してください。申込受付の確認後、受講料とテキスト代を開催日の3営業日前までに開催支部の口座にお振り込みください。(現金書留による送金でも差し支えありません。その場合3営業日前までに必着)
なお、期日までにご入金がない場合、自動的に「キャンセル」となりますのでご注意ください。
 

5.講習科目等


① 建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識1
② 建築物石綿含有建材調査に関する基礎知識2
③ 石綿含有建材の建築図面調査
④ 現場調査の実際と留意点
⑤ 建築物石綿含有建材調査報告書の作成
⑥ 修了考査(筆記試験)

講習期間/2日間 都合により開始時間等を変更する場合があります。
1日目 8:30~16:10 / 2日目 8:30~17:00

6.修了証

全科目を受講して修了考査(筆記試験)に合格された方には、「建築物石綿含有建材調査者(一般)修了証」を郵送により交付します。

※不合格の方には、「受講証明書」を交付します。「受講証明書」は、修了考査を再受験する際に必ず必要となる書類です。有効期限内に当協会で行われる修了考査再試験日であれば再受験することができます(当協会の講習を受講された方に限ります)。

【合否の基準】修了考査試験の得点が、満点の60%以上をもって合格となります。

7.その他

(1) 申込書は、当協会の各支部に備えてあります。
当協会のホームページからもダウンロード(印刷)できますので、ご利用ください。

(2) 受講当日に「テキスト」をお渡しします。

各種講習会の受講申込書ダウンロードはこちらどの講習も開催日の1ヶ月前より受け付けいたします。 FAXでの受付もいたします。

各種講習会の受講申込書 PDF版およびExcel版
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